G-TELPとは

G-TELPとは?

G-TELPという名前は'General Tests of English Language Proficiency'の、それぞれの単語の頭文字をとったものです。

「実用的な英語の熟達度を測るテスト」、つまり「アカデミックな英語」、「ビジネス英語」の力だけではなく、
日常生活の場面で英語を自由にあやつる力に焦点をあてたテストなのです。

そのため、基本レベルの内容自体は、普段わたしたちが誰かと話している会話とさほど変わらないものとなっています。

※ レベルが高くなるほど、アカデミックな内容の問題も含まれてきます。

G-TELPはこのようなテスト

会話する外国人

G-TELPは、わたしたち日本人などのように英語を母国語としない人たちが、実際の場面でどれだけ英語でコミュニケーションがとれるか、その力を測るテストです。

G-TELPはアメリカでネイティヴ・スピーカーにより制作されておりますので、試験問題は実際に使われているリアルな英語が素材になっています。たとえば、ショップでの店員さんとお客さんのやりとりや、お父さんと娘の会話、仲のよい友だちへの手紙、電車の時刻表に関する問題など。

つまりG-TELPは、「自分の英語力は、はたしてどれだけ”実際に通じる”のか?」という事を具体的に知ることができる、国際基準の検定なのです。

G-TELPの構成・形式

G-TELPは受験者の能力に応じたレベルを選択できるマルチ・レベルテストです。
受験者に適したレベルを選択することで得点が一定区間に固まることを防ぎ、受験者の学力を細かく見ることができます。

日本ではLevel4からLevel1が実施可能、Level1が最も難易度の高いテストとなっています。

Level 4 Basic English in Simple Communication
形式的な表現方法を用いて、ネイティブと簡単なコミュニケーションができる
Level 3 Basic English in Normal Communication
日常生活の限られた範囲の表現方法を用いて、ネイティブと簡単なコミュニケーションができる
Level 2 Authentic and Modified English in Normal Communication
ビジネスなどの日常生活の場面で、ネイティブと支障のないレベルでコミュニケーションできる
Level 1 (High Level) Authentic English in Complex Communication
ビジネスなどの日常生活の場面で、ネイティブと同様に複雑なコミュニケーションができる

G-TELPの測定・評価の対象となる技能分野は、Grammar(文法)、Listening(リスニング)、Reading & Vocabulary(読解と語彙)の3分野です。

Level 4 Grammar, Listening, Reading & Vocabulary
Level 3 Grammar, Listening, Reading & Vocabulary
Level 2 Grammar, Listening, Reading & Vocabulary
Level 1 (High Level) Listening, Reading & Vocabulary

※Level 1 の受験者は、英語の文構造については一定の理解に達しているとみなし、Grammarの試験は行いません。

G-TELPのコンセプト

現在一般に普及している多くの英語テストは、「テストを受けた人たちのなかで、自分はどのランクにいるか」という評価方法(相対評価)をとりますが、
G-TELPは、ほかの受験者と成績を比べるテストではなく、ひとりひとりの受験者の真の英語力を測ります。

G-TELPは、レベルごとにあらかじめ基準がもうけられており、その基準に沿ってつくられたタスク(課題)ができたかできないかで得点がでるため、受験者自身の得意不得意、弱いところがはっきりわかります。

G-TELPの構成【セクションとタスク】

G-TELPでは、各Levelごとにセクションを設け、その中にタスクが割り当てられております。

セクションとタスクの図

詳しくは、下記までお問い合わせください。

G-TELP日本事務局 東京本部
運営
株式会社グローバルキャスト
住所
〒108-0073 東京都港区三田3-14-10 三田3丁目MTビル4F
電話
03-6271-9089
E-mail
info@g-telp.jp

※ 電話によるお問い合せは〈月曜~金曜の午前9時~午後5時まで〉の間にお願い致します(祝祭日を除く)。